今回のトリビアは教員のよもぎ畑が担当します。
毎日寒い日が続いていますが、暦の上では立春を過ぎたのでもう春。これから少しずつ春を感じるようになってくるのでしょうね。
さて、今回は「みかん」についてのお話になります。と言いますのも、鹿児島鍼灸専門学校の敷地内には数種類のみかん(温州みかんではありません)の木が植えてありまして、先日無事収穫することができました。
私も大好きなので冬は毎年必ず食べているのですが、このみかんの皮(中国ではマンダリンオレンジの皮を使用するようです)は乾燥させて『陳皮』という生薬として使われています。『陳』は『ふるい』という意味があり、 古いものほど良いといわれています。働きとしては気の巡りを良くして胃腸の調子を整えます。みかんは種を使う『橘核』、葉っぱを使う『橘葉』、スジを使う『橘絡』など生薬として使える所が他にもあります。
来季も無事実って沢山収穫できるといいなー。