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トリビア

冬の寒さと手足の冷えについて

今回のトリビアは教員のはり太が担当いたします。

 

先日、鹿児島では久しぶりに雪が積もりました。鹿児島でもたまには雪が降りますが、すぐに溶けてしまったり、なかなか積もるまではいかないので大変貴重です。このように南国鹿児島でも寒波がくると寒い日が続きます。

 

さて、寒い時によく起こる症状に「手足の冷え」があります。実際に附属治療院の患者様も手足の冷えに悩まされている方が多くなります。手足が冷たくてなかなか寝付けないとか、手足が寒くて目が覚めるなどの睡眠の質の低下を訴える患者様もいます。

 

それではどのように改善したらいいでしょうか。例えば、温かいお風呂にゆっくりつかるとか、手足にあるツボにお灸をして血液の流れを良くするなどは効果的だと思います。

例えば、足の甲には太衝(たいしょう)とういうツボがあります。足の親指と人差し指の間を根元のほうまでたどっていくと途中で骨と骨が交わるところがあります。ここが太衝(たいしょう)というツボで真下には足背動脈という血管が走っています。この足背動脈は足の指先まで血液を流しています。ということは太衝穴の場所をお灸などで温めてやるとその温かい血液が指の先まで届くと思われます。(下の写真を参考にしてみてください。)

あと、適度な運動や手足をよく揉むなどのマッサージも有用です。そして、体の中から温めるための食事も重要です。生姜(しょうが)や、ねぎ、大根、かぶ、人参などの根菜類は体を温める作用があるので、鍋などに入れてみるのはどうでしょうか。

寒い時は身体の外側と内側から温めるといいですね。

体調に気をつけて、厳しい時期を乗り越えましょう。