今年はカタールワールドカップでしたが、皆様ご覧になりましたでしょうか。
日本はドイツやスペインといった優勝候補と同グループになり、期待してなかった人もいたんじゃないかなと思います。ところが、初戦のドイツに勝利し、グループリーグ最終戦ではスペインを破りまさかの首位通過。
ドイツに勝利後、2戦目のコスタリカに敗北し、日本人サポーターは森保一代表監督の采配を猛批判、失点に直結するミスをした吉田麻也選手をボコボコに叩いてました。
そんな中でのスペイン戦での勝利。諦めムード漂わせていた日本サポーターもクルクルと手のひらを返し「日本やるやん!」と大盛り上がりでしたが、決勝トーナメント1回戦で前回大会準優勝のクロアチアにPK戦の末敗れ、史上初のベスト8は叶わずカタールの地を去ることになりました。
感動をありがとう日本代表。
プロのスポーツ選手が試合後のインタビューで
「応援してくれたサポーターのおかげです」
「サポーターの応援が力になります」
と皆様口を揃えて答えます。森保監督も言ってましたね。
実際、応援にはいつも以上の力を引き出せる根拠があります。それと反対に、期待をされないとパフォーマンスとモチベーションの低下に繋がり、成果にネガティブに作用する心理効果も同様に存在しています。経験豊富なプロのアスリートは応援される事が力になることを直感で理解しています。
期待がもたらすポジティブな心理作用をピグマリオン効果、逆の心理作用をゴーレム効果といいますが、わたしも普段の生活や仕事に活用することを心掛けています。
ある人間の良くない部分に対してネガティブな評価をつけるのは簡単ですが、良い所を見るようにしてその人の事を応援していきたいものです。本校においても、3年生はもうすぐあはき師国家試験がありますが、いつも以上の力を発揮できるようにサポートしていきたいと思います。皆がんばるぞー!
執筆者 芋山