今回のトリビアは教員のはりたが担当します。
最近の医療では多くの「診療ガイドライン(CPG)」が作成されています。「診療ガイドライン」には疾患別に治療方針の推奨度が書かれています。この推奨度は科学的根拠(エビデンス)をもとに作成されています。
「診療ガイドライン」は治療を行う上での一つの指針になります。鍼灸においては安全性に関するガイドラインとして「鍼灸医療安全ガイドライン」(2007年初版)があるものの、鍼灸独自の診療ガイドラインはありません。
もしできたならば、社会的な認知なども上がるものと考えられます。今年はTVなどでも鍼灸が取り上げられました。
これを機会に一般の人にも鍼灸が広く理解されるようになればいいなと思います。