今回のトリビアは教員のよもぎ畑が担当します。
今回は鍼の技術を学ぶ際の練習方法についてお話します。新学期ということで本校でも新入生に対し早速鍼やお灸の実技の授業が行われています。先ずは鍼を刺すための基本動作について教科書から学び、次に実際鍼を刺してみるわけですが、最初から人体に刺すわけではなく、道具に刺して練習します。この道具には比較的柔らかい物から硬めの物まであり、幅広く練習します。私が学生だった頃、当時の先生から「昔は水に浮かべた野菜や果物などにも鍼を刺す練習をしていたんだよ」と教えていただいたことがあります。現在では便利な道具も次々と開発・製品化され、より人体に近い素材を使って練習できるようになりました。
学生の皆さん、基礎を疎かにせず、コツコツ練習してくださいねー。