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トリビア

鍼や、お灸をすると、本当に血行が良くなるの?

今回のトリビアは教員のはり太が担当いたします。

 

鍼やお灸をすると、血行が良くなるといわれていますが、なぜでしょうか?

血行が良くなるメカニズムはいろいろと考えられますが、今回はその一説を紹介いたします。

鍼を刺した部位や、お灸をすえた部位の周りをよく見てみると、そこの部位が赤くなることがあります。

これは発赤とかフレアー(紅斑)と呼ばれています。

なぜ、こういう現象があらわれるかというと神経の軸索反射によって起こるといわれています。

この軸索反射というのは何かというと、まず皮膚などに鍼やお灸をすると、その情報が神経に伝わります。

次に、その情報が神経の先まで伝わると、そこから血管を広げる物質が出てきます。

最後に、周囲の毛細血管などが広がり、中を通る血液の量を増加させることによって、血行が良くなるというものです。

これが全てというわけではないですが、すぐに見られるのでわかりやすいですね。

 

このように血の巡りが良くなると、冷え症が改善されたり、コリが解消したりする可能性があります。